メルカリにログインできなくなったとき、多くの人が「もう一度新しく登録し直せばいいのかな?」と考えがちです。

本来は、現在のアカウントを復旧させるのが最優先です。



再登録が適しているケースと、復旧を選ぶべきケースを知っておくことで、大切なデータを守りながらスムーズにメルカリを利用し続けることができます。
メルカリにログインできない原因は?まずは復旧できる可能性をチェック
メルカリにログインできないからといって、必ずしも再登録が必要とは限りません。



まずは、復旧が可能なケースを整理して確認しましょう。
復旧できる可能性が高い主なケース
パスワードを忘れた場合
登録しているメールアドレスがわかれば、パスワード再設定リンクを受け取って復旧できます。
登録メールアドレスの誤入力
入力ミスでログインできないケース。正しいアドレスを再確認すれば解決可能です。
通信エラー・アプリの不具合
一時的な通信障害やアプリの不具合によりログインできない場合。再インストールや通信環境の改善で復旧できます。
二段階認証コードが届かない
迷惑メールフォルダや受信設定を見直すことで解決できる場合があります。
端末やブラウザの不具合
別の端末やブラウザで試すことで、正常にログインできることがあります。
これらはいずれも、メルカリの公式サポート手順に沿って対応すれば、従来のアカウント情報(取引履歴・評価・ポイント・売上金)を失わずに復旧できる可能性が高いです。
逆に、登録メールアドレスや電話番号が完全に使えなくなっており、本人確認ができない場合は復旧が難しく、再登録の検討が必要になるケースもあります。



まずは上記の項目を一つずつ確認し、復旧の可能性を探ることをおすすめします。
アカウント復旧と再登録はどう違う?それぞれの特徴を比較
メルカリに再びアクセスできるようにする方法には、大きく分けて「アカウント復旧」と「再登録」の2つがあります。



アカウント復旧と再登録はどう違う
1. アカウント復旧
- 目的:既存のアカウントを再び使えるようにすること
- データ引き継ぎ:評価、取引履歴、売上金、ポイント、出品履歴すべてそのまま保持
- 主な方法:パスワード再設定、登録メールアドレスや電話番号の確認、二段階認証コードの受信設定見直しなど
- メリット:過去の実績がそのまま残るため、取引相手からの信用を失わずに済む
- 注意点:本人確認が必要。登録情報が完全に使えない場合は復旧不可のこともある
2. 再登録
- 目的:新しいアカウントを新規に作成すること
- データ引き継ぎ:評価、取引履歴、売上金、ポイントは一切引き継げない
- 主な方法:新しいメールアドレスや電話番号で会員登録
- メリット:登録情報が失われた場合でも利用を再開できる
- 注意点:旧アカウントの情報は完全に切り離され、評価はゼロからスタート。取引途中の案件は継続不可
比較ポイント
過去の評価や売上金を残したい場合 → 復旧が必須
登録情報がすべて使えない場合や、本人確認できない場合 → 再登録が唯一の手段
結論として、可能な限り「復旧」を優先するべきです。再登録は最後の手段として検討しましょう。
どうしても復旧できないときは?再登録の条件と注意点
メルカリでどうしてもアカウントを復旧できない場合、新規アカウントとして再登録する方法があります。



再登録の条件と注意点
1. 再登録の条件
- 新しいメールアドレスまたは電話番号が必要(以前使っていた情報は原則使用不可)
- 登録時にSMS認証ができる電話番号であること
- 端末や通信環境がメルカリにブロックされていないこと
2. 同一端末での制限
- 過去に規約違反や利用制限を受けた端末・回線からの再登録は拒否される可能性あり
- 同じ端末でも、旧アカウント情報がアプリやブラウザに残っているとエラーになるため、アプリのアンインストールとキャッシュ削除が必須
3. 同一情報での登録禁止
- 旧アカウントと同じメールアドレス・電話番号・銀行口座は再利用できない
- 本人確認書類の情報が重複すると、重複アカウントと判断され利用停止になる可能性がある
4. アカウント重複のリスク
- 複数アカウントはメルカリ利用規約で禁止されており、発覚すると全アカウントが停止されることもある
- 意図的でなくても「旧アカウントを放置+新規登録」で重複状態とみなされる場合がある
再登録は「復旧が不可能」な場合の最終手段です。
条件を満たさずに登録すると、すぐに停止される可能性もあります。
どうしても必要な場合は、メルカリ事務局に事前に相談してから進めると安全です。
メルカリ再登録の具体的な手順|新アカウント作成までの流れ
メルカリで復旧が難しく、再登録を行う場合は、事前準備と正しい手順を踏むことでスムーズに新アカウントを作成できます。



メルカリ再登録の具体的な手順
1. 事前準備
- 新しいメールアドレスを用意(旧アカウントで使用していないもの)
- SMS認証が可能な電話番号を準備(家族名義や過去使用済みの番号は不可の場合あり)
- アプリのアンインストール&再インストールでキャッシュをリセット
2. 新規登録の手順
- App Store/Google Playから最新のメルカリアプリをインストール
- 起動後「新規会員登録」を選択
- 電話番号またはメールアドレスを入力
- 送信された認証コードを入力し本人確認を完了
- ニックネーム・パスワード・プロフィール情報を設定
- 本人確認書類(必要な場合)をアップロード
- 支払い方法や配送先住所を登録して完了
3. よくあるつまずきポイント
- 認証コードが届かない:SMS受信拒否設定や通信環境を確認
- 「すでに登録済み」と表示される:入力情報が旧アカウントと重複している可能性大
- 本人確認書類のエラー:写真のピントや明るさが不十分な場合、再撮影が必要
- 端末や回線がブロックされている:過去の規約違反が原因で新規登録できないケースあり
4. 安全に進めるためのポイント
同一人物による複数アカウントは禁止されているため、旧アカウントが残っていないか事前に確認
必要に応じてメルカリ事務局へ「再登録の可否」を事前問い合わせすると安心
再登録後に起こりうるトラブルとは?知らずにやるとペナルティの可能性も
メルカリで再登録を行った後も、使い方や設定によっては思わぬトラブルやペナルティを受ける可能性があります。



再登録後に起こりうるトラブルとは
1. 利用停止のリスク
- 過去の規約違反や未解決のトラブルがある場合、再登録後もすぐに利用停止となるケースがあります。
- 同一住所・同一端末・同一名義で複数アカウントを保有すると、規約違反と判断されやすくなります。
2. アカウント重複による制限
- 同一人物が複数アカウントを持つことは原則禁止(家族利用の場合も要注意)。
- 古いアカウントが残っている状態で再登録すると、両方が停止になる可能性があります。
3. 出品や取引制限
- 新規アカウントは一定期間、出品数や取引金額に上限が設けられることがあります。
- 本人確認が完了していない場合、売上金振込ができないなど機能制限がかかることも。
4. トラブル回避のためのポイント
- 再登録前に、旧アカウントの削除や利用停止理由の確認を行う。
- 登録情報(メール・電話番号)は必ず旧アカウントと異なるものを使用する。
- 本人確認や銀行口座登録は早めに行い、取引制限解除をスムーズにする。
- 初期取引では、規約を順守したやり取りを心がけ、低評価や通報を避ける。
再登録は便利な一方、規約違反と見なされればすぐに利用できなくなるリスクも伴います。
新しいスタートを切るためにも、事前準備と規約の理解を徹底しましょう。
ログインできないときは“復旧が最優先”!再登録は最終手段にしよう
メルカリにログインできないとき、多くの場合はパスワードの再設定やメールアドレスの確認、端末や通信環境の見直しで解決できます。



再登録はあくまで「最終手段」です。新しいアカウントを作成すると、これまでの評価や取引履歴はすべて失われ、場合によっては出品制限や利用停止のリスクがあります。
また、旧アカウントとの重複利用が規約違反と判断されることもあるため、十分な注意が必要です。
焦る気持ちは分かりますが、まずは落ち着いて以下の順序で対応してみてください。
- メールアドレス・パスワードの再設定
- 迷惑メール設定や受信拒否の解除
- SNS連携ログイン(Apple ID・Google・Facebook)でのアクセス
- メルカリ事務局への問い合わせ
一歩ずつ確認していけば、ほとんどのケースは復旧可能です。



あなたの大切な取引や信頼を守るためにも、「復旧が第一、再登録は最後」という順番を意識して対応してください。