メルカリで取引中にもかかわらず、突然ログインできなくなってしまった――。

発送が遅れたり、支払いができなかったりすると、相手に不安や不信感を与えてしまい、最悪の場合はキャンセルや低評価につながることも。
とはいえ、ログインできないまま放置すると状況は悪化する一方です。



事前に押さえておくべき予防策や、復旧後のフォロー方法もあわせて紹介しますので、万一の時でも慌てずに冷静な対応ができるよう備えておきましょう。
取引中なのにメルカリにログインできない!よくある原因とは?
メルカリで取引中に突然ログインできなくなると、取引の遅延や相手とのトラブルにつながりかねません。



ログインできないよくある原因
パスワードの忘れ・間違い
長期間ログインしていなかった場合や、端末を変更した際にパスワードが分からなくなるケース。入力ミスや大文字・小文字の区別ミスもよくあります。
アカウント停止・制限
メルカリの利用規約違反や、本人確認情報の不一致、不正取引の疑いなどで事務局から利用制限がかかることがあります。突然ログアウトされ、再ログインできない場合もあります。
アプリやブラウザの不具合
アプリのバージョンが古い、キャッシュの不具合、OSとの互換性問題などでログイン画面が正常に動作しないことがあります。特にアップデート直後やOS更新後に起こりやすいです。
通信環境の問題
公共Wi-Fiや不安定なモバイル回線を利用していると、接続エラーでログインできない場合があります。
不正ログイン防止のためのロック
短時間に複数回パスワードを間違えると、セキュリティ対策として一定時間ログインがロックされることがあります。



特に、アカウント停止や制限の場合は自己判断で解決できないため、速やかにメルカリ事務局への問い合わせが必要です。
ログインできないと取引はどうなる?購入者・出品者それぞれの影響を解説
メルカリで取引中にログインできなくなると、取引の進行が止まり、双方に不利益が生じる可能性があります。



ログインできないと取引はどうなる?購者側の影響
発送前の場合
- 出品者に連絡できず、発送予定日が過ぎてもやり取りが止まることがあります。
- 支払いは済んでいても商品が届かないリスクが高まります。
発送後の場合
- 商品が届いても受取評価ができないため、出品者への入金が保留されます。
- メルカリ事務局が介入し、一定期間後に自動評価される場合もあります。
キャンセルの可能性
支払い後に長期間ログインできないと、取引キャンセルになるケースがあります。
ログインできないと取引はどうなる?出品者側の影響
購入後〜発送前
発送通知ができず、購入者を不安にさせるだけでなく、期限切れでキャンセル扱いになることがあります。
発送後〜受取前
購入者が受取評価できない状態が続くと、売上金の反映が遅れます。
事務局の自動評価対応まで入金は保留されます。
キャンセルによる評価への影響
ログイン不能が原因でも、相手から低評価を受ける可能性があります。
ステータスごとの主なリスク
- 発送前:キャンセル・低評価のリスク
- 発送後:入金遅延・評価未反映のリスク
- 支払い前:取引不成立
取引中のログイン不能は、スムーズな売買を妨げ、信用にも影響します。



すぐやるべき!ログイン復旧の基本手順と確認ポイント
メルカリで取引中にログインできなくなった場合は、取引への影響を最小限に抑えるため、できるだけ早く復旧作業に取りかかることが重要です。



ログイン復旧の基本手順と確認ポイント
1. パスワードの再設定
- メルカリのログイン画面で「パスワードをお忘れですか?」を選択
- 登録メールアドレスを入力し、届いたメールのリンクから新しいパスワードを設定
- 半角英数字や記号を組み合わせた8文字以上で設定し、他サービスと使い回さない
2. 登録メールアドレスの確認
- 以前使っていたメールアドレスや、複数アカウントの存在を思い出す
- キャリアメール(@docomo.ne.jp など)から変更した場合、旧アドレスでの登録が残っていないか確認
- 誤入力の可能性があるため、スペルやドメイン名(@gmail.com など)を再確認
3. 認証コードの受信環境を整える
- 迷惑メールフォルダを確認
- GmailやYahoo!メールの場合、フィルタ設定やブロックリストから「@mercari.com」を外す
- SMS認証の場合、圏外や機内モードでないかをチェック
4. アプリの再インストール
- キャッシュや不具合が原因でログインできない場合があるため、一度アンインストール後に再インストール
- 最新バージョンに更新されることで、エラーが解消されることもある
5. 別のログイン方法を試す
- Facebook、Apple ID、GoogleアカウントなどのSNS連携でのログインを試す
- 連携していれば、登録メールを忘れていてもアクセスできる可能性あり
これらの手順を順番に試し、原因を切り分けることでスムーズな復旧につながります。特に、パスワードやメールアドレスの再確認は必須です。
復旧できない場合の対応法|メルカリ事務局への連絡方法と伝えるべき内容
ログイン復旧の基本手順をすべて試しても改善しない場合は、できるだけ早くメルカリ事務局へ問い合わせましょう。



ここでは、事務局への連絡方法と伝えるべき情報を整理します。
事務局への連絡方法と伝えるべき情報を整理
1. 問い合わせフォームの場所
メルカリアプリを開き、
ホーム画面右下の「マイページ」
→「お問い合わせ」
→「お問い合わせ項目を選ぶ」
→「会員登録・ログインについて」
→「ログインできない」を選択
ログインできない場合は、
Webブラウザからメルカリヘルプページ(https://www.mercari.com/jp/help_center/)
にアクセスし、「お問い合わせ」リンクからも送信可能
2. 記入例と入力ポイント
- 件名:「ログインできず取引が継続できない件について」
- 詳細:発生日時・試した復旧手順(例:パスワード再設定、アプリ再インストール)・エラー内容を簡潔に記載
- 取引中の商品がある場合は、その詳細を明記
3. 伝えるべき情報(できるだけ正確に)
- 登録メールアドレス(わかれば旧アドレスも)
- 取引IDや商品名、取引相手のニックネーム
- 発送期限や受取評価期限が迫っている場合は、その日付
- 使用端末(iPhone/Android)、OSバージョン、アプリバージョン
- 表示されるエラーメッセージのスクリーンショット(添付可能)
4. 送信後の流れ
- 通常、数時間〜2営業日以内に返信が届く(混雑時は数日かかる場合あり)
- 返信が迷惑メールに振り分けられないよう、「@mercari.com」を受信許可設定に追加
- 返答を待つ間、同じ内容で複数回送信すると対応が遅れる可能性があるため注意
迅速かつ正確な情報提供は、事務局側での特定と対応スピードに直結します。
特に取引中は、相手に迷惑をかけないためにも、期限や取引情報を忘れずに記載しましょう。
相手に迷惑をかけたかも…評価や今後への影響は?
取引中にログインできなくなり、発送や受取評価が遅れてしまうと、相手に不安や迷惑をかける可能性があります。



相手に迷惑をかけたかも!早めの対応と誠意あるフォロー
1. トラブル回避のコツ
- 事前連絡を徹底:ログイン復旧後、すぐに取引メッセージで「ログイントラブルで対応が遅れた」旨と謝罪を送信
- 発送や受取評価を優先:復旧直後は、他の作業よりも取引中の手続きを最優先で行う
- 期限確認:発送期限や受取評価期限を過ぎると、事務局判断でキャンセルとなる場合があるため要注意
2. 低評価を防ぐための工夫
- 事情を正直に伝える:虚偽や曖昧な説明は不信感を招くため、トラブルの経緯を簡潔に説明
- お詫びの気持ちを表す:状況によってはおまけや送料負担など、相手が納得しやすい形で誠意を示す
- メッセージの丁寧さ:感情的な言葉を避け、落ち着いた文章でやり取りする
3. 今後の取引への影響
- 低評価が増えると、購入者や出品者から敬遠される傾向がある
- 一定数の低評価やトラブルが続くと、メルカリ事務局からアカウント利用制限を受ける可能性あり
- 信頼回復には、今後の取引で迅速かつ丁寧な対応を続けることが大切
4. 再発防止のための対策
- 二段階認証やパスワード管理アプリの活用でログイントラブルを予防
- メールアドレスや連携アカウントの情報を定期的に見直す
- アプリや端末のアップデートをこまめに行い、エラー発生リスクを減らす
ログイントラブルは避けられない場合もありますが、その後の対応次第で評価や信頼度は大きく変わります。
誠意ある行動と予防策の徹底が、長く安心してメルカリを利用するための鍵です。
ログインできなくなっても取引は対応可能!焦らず事務局に相談しよう
取引中にメルカリへログインできなくなると、「相手に迷惑をかけたかも」「評価が下がるのでは…」と焦ってしまいがちです。
しかし、落ち着いて手順を踏めば、ほとんどの場合は対応可能です。



もし復旧できない場合でも、メルカリ事務局への問い合わせで対応してもらえます。
取引IDや商品名、状況の詳細を正確に伝えることで、スムーズにサポートを受けられます。



低評価を防ぐためには、誠実な説明と丁寧なやり取りが大切です。
状況に応じて送料負担やおまけを添えるなど、相手が納得しやすい配慮も有効です。



ログイントラブルは予期せぬタイミングで起こるものですが、焦らず一つずつ対応すれば信頼を守ることができます。
落ち着いた行動と誠意あるフォローで、安心して次の取引につなげましょう。