メルカリはスマホやタブレット、パソコンなど複数の端末から利用できますが、セキュリティや取引の安全性を守るため、端末やログイン方法によって注意すべきポイントがあります。

また、同じアカウントを家族と共有すると、誤操作や個人情報漏えいのリスクも。



安心して取引を続けるための必読ガイドです。
メルカリは別端末でもログインできる?公式ルールと対応状況を確認
メルカリは、1つのアカウントを複数の端末で利用することが可能です。



ただし、同時利用や端末切り替えにはいくつかの注意点があります。
同時利用や端末切り替えにはいくつかの注意点
■別端末利用の可否と注意点
- スマホ+タブレット
→ 同じアカウントでアプリにログイン可能。ただし、初回ログイン時にはSMS認証やメール認証が必要。 - スマホ+PC
→ PC版(ブラウザ)からも同じアカウントでログイン可能。アプリとは別にメールアドレス・パスワードを入力する必要あり。 - 複数スマホ端末
→ 利用は可能だが、新端末でのログイン時には認証コードが求められる。頻繁に端末を切り替えると不正利用防止のため一時制限がかかる場合がある。
■気をつけたいポイント
- 端末認証の頻度:普段と異なる環境からのアクセスでは、セキュリティチェックのため認証コード入力が必要。
- 共有端末での利用:家族や他人と端末を共有すると、誤操作や個人情報漏えいのリスクが高まる。必ずログアウトを徹底する。
- 取引中の切り替え:発送や受取評価の途中で端末を変更すると、通知の見落としや操作ミスにつながる可能性がある。
- ログイン制限のリスク:短期間で複数端末から頻繁にログインすると、不正アクセスの疑いでアカウントがロックされるケースあり。
メルカリは利便性のために複数デバイスでの利用を認めていますが、取引の安全とセキュリティ確保の観点から、端末の管理やログイン環境には十分な注意が必要です。
端末を切り替えるときのログイン手順|メールアドレス・SNS連携別に解説
別端末でメルカリを利用する場合、端末ごとに再ログインが必要です。
ログイン方法は「メールアドレス・パスワード方式」と「SNS連携方式(Apple ID/Googleアカウント/Facebook)」で手順が異なります。
端末を切り替えるときのログイン手順
■メールアドレス・パスワードでのログイン手順
- 新しい端末でメルカリアプリを起動。
- 「ログイン」を選択。
- 登録済みのメールアドレスとパスワードを入力。
- 本人確認のため、登録済み電話番号あてにSMS認証コードが送信される場合があるので入力。
- ログイン完了後、出品・購入などすべての機能が利用可能に。
■SNS連携(Apple ID/Google/Facebook)でのログイン手順
- アプリ起動後、「SNSでログイン」を選択。
- 利用しているサービス(Apple ID/Google/Facebook)を選び、各サービスでログイン認証。
- メルカリの本人確認画面が表示された場合は、登録時と同じ電話番号でSMS認証を行う。
■ログイン情報の確認方法
- メルカリアプリの「マイページ」→「個人情報設定」→「メールアドレス」や「連携設定」で登録内容を確認可能。
- SNS連携の場合は、連携元のアカウント情報(メールアドレスや認証設定)も事前に確認しておくと安心。
■注意ポイント
- 登録していない端末でのログインは、セキュリティ保護のために一時的に制限がかかる場合がある。
- 長期間ログインしていない端末では、再認証が求められるケースが多い。
- SNS連携ログインは、元のSNSアカウントのパスワード変更や削除を行うと利用できなくなるため注意。



複数端末で同時ログインした場合の挙動と注意点
メルカリでは1つのアカウントを複数端末で同時ログインすることは可能ですが、利用環境によっては挙動に制限や不具合が起きる場合があります。



代表的な事例と注意点を整理
■同時ログイン時に起こりやすい現象
- 通知が届かない:特にプッシュ通知は、最後にログインした端末が優先されるため、他の端末では新着通知が受信されないことがある。
- 強制ログアウトされる:セキュリティ上、不正アクセス検知などの理由で一方の端末が自動的にログアウトされることがある。
- エラーが表示される:取引画面や支払い画面でエラーが発生し、操作が進まないケースがある。
- 表示内容のズレ:取引メッセージや発送状況などがリアルタイムで同期されず、片方の端末では古い情報が表示される場合がある。
■注意すべきポイント
- 端末ごとに通知設定を確認
設定画面でプッシュ通知が有効になっていても、メイン利用端末以外では通知が来ない可能性があるため、見落とし防止にはアプリ内の「お知らせ」確認が有効。 - 重要な操作は1台で行う
同時ログイン中に複数端末で同じ取引や設定を操作すると、データ更新の競合でエラーや取引キャンセルのリスクがある。 - セキュリティ面のリスク管理
公共Wi-Fiや共有端末で同時ログインすると、情報漏洩の危険が高まるため避ける。利用後は必ずログアウトを実行。 - 定期的な同期確認
複数端末で使う場合は、画面を更新して最新情報を反映させる習慣をつける。
メルカリは複数端末利用自体を禁止していませんが、公式でも「利用端末が変わる場合は再認証が必要」と案内しています。



データはどうなる?端末を変えても取引履歴や評価は引き継がれる?
メルカリでは、同じアカウントでログインすれば、端末を変更しても取引履歴や評価、出品データなどはそのまま引き継がれます。



ただし、利用方法や設定状況によっては注意が必要です。
利用方法や設定状況によっては注意が必要
■引き継がれるデータ
- 取引履歴:過去の購入・販売記録、取引メッセージ、発送状況などすべてサーバーに保存されているため、新しい端末でも同じように確認可能。
- 評価:これまでに受けた評価や取引数はアカウントに紐づくため、端末を変えてもそのまま維持。
- 出品一覧:出品中の商品や下書きもすべて引き継がれる。価格設定や説明文なども変更なしで反映される。
- ポイント・売上金:アカウント単位で管理されるため、端末変更後も残高はそのまま。
■注意点
- 同じログイン情報でアクセスすることが前提
メールアドレス・パスワード、またはSNS連携(Apple ID、Google、Facebook)で同じアカウントにログインする必要がある。誤って別アカウントを作成すると、取引履歴は表示されない。 - 端末変更時の再認証
新しい端末では、SMS認証や二段階認証が求められる場合がある。認証用の電話番号やメールアドレスが使える状態か事前に確認しておくと安心。 - アプリの最新化
旧バージョンのアプリでは表示や同期に不具合が出る場合があるため、端末変更後は最新バージョンをインストールすることが推奨される。 - キャッシュや一時データは引き継がれない
アプリ内の検索履歴や入力途中のメッセージなどは端末依存のため、新しい端末ではリセットされる。
メルカリのデータはすべてクラウドで管理されているため、端末を変えても「正しいログイン」さえすれば安心して引き継げます。
セキュリティ対策も忘れずに!別端末で使うときの安全な管理方法
別端末でメルカリを利用する場合は、データ引き継ぎができてもセキュリティ対策を怠ると不正アクセスや情報漏えいのリスクが高まります。



別端末で使うときの安全な管理方法
■パスワード管理の徹底
- 使い回しを避ける:他のサービスと同じパスワードを使用すると、外部からの流出時に一括で不正アクセスされる恐れがある。
- 定期的な変更:最低でも半年〜1年に1回はパスワードを見直す。
- パスワード管理アプリの活用:1PasswordやLastPassなどを使えば、安全かつ忘れずに管理できる。
■二段階認証の設定
- メルカリでは、SMS認証による二段階認証が可能。別端末からの初回ログイン時には、登録済み電話番号宛てに認証コードが送られる。
- 電話番号が古いままだと認証が受けられないため、事前に最新の番号に更新しておくことが重要。
■共有端末での注意点
- 自動ログインはオフに:共用PCや家族の端末では、ID・パスワードの保存機能を使わない。
- 利用後は必ずログアウト:アプリやブラウザを閉じるだけではログイン状態が残ることがあるため、必ず手動でログアウトする。
- ブラウザの履歴やキャッシュを削除:第三者に取引情報や個人情報を見られないようにするため。
■追加の安全対策
- 不審なログイン履歴や身に覚えのない取引がないか、定期的にマイページの通知やメールを確認する。
- 不正アクセスの疑いがあれば、すぐにパスワードを変更し、メルカリ事務局へ連絡する。
別端末利用は便利ですが、セキュリティ意識を高めることで、安心して複数デバイスを活用できます。
メルカリは別端末でも使える!正しい手順と安全対策がカギ
メルカリは、スマホ・タブレット・PCなど別端末でもログイン可能な柔軟なサービスです。



ただし、スムーズに利用するためには正しい手順と安全対策が欠かせません。
まず、別端末からログインする際は、登録しているメールアドレス・パスワードまたはSNS連携情報を事前に確認しましょう。



必要に応じて、メイン端末での利用を優先するのが安心です。
また、セキュリティ対策として、パスワードの定期変更や使い回し防止、二段階認証の設定は必須です。
特に共有端末や公共のPCを利用する場合は、自動ログインをオフにし、使用後は必ずログアウトしましょう。ブラウザの履歴やキャッシュ削除も有効です。



便利な複数端末利用も、基本の安全対策を守れば、より安心して日常の取引を続けられます。焦らず、ひとつずつ確認しながら活用していきましょう。