
それ、もしかしたら“独自ルール”かもしれません。
たとえば「即購入禁止」「◯時間以内に連絡必須」「評価が○以下の人お断り」など、出品者が勝手に設けたマイルールが、取引のハードルを高くしてしまうことがあります。
もちろん、トラブル防止や安心して取引したい気持ちは分かります。



この記事では、「うざい」と感じられがちな独自ルールの具体例と、できるだけスムーズに回避する方法を紹介します。
気持ちよくやり取りを進めるためにも、マイルールとの付き合い方を見直してみませんか?
そもそも「独自ルール」ってなに?メルカリに多いマイルール文化とは
メルカリを使っていると、商品説明欄に「即購入禁止」や「◯時間以内にご連絡ください」など、メルカリの公式ルールには記載されていない“出品者独自のルール”が書かれているのを見かけることがあります。



そもそも「独自ルール」ってなに?
独自ルールとは、出品者が個人的な事情や価値観にもとづいて設定した取り決めであり、公式なガイドラインとは異なります。以下に、メルカリでよく見られる独自ルールの例を紹介します。
よくある独自ルールの例を見ていきますね。
即購入禁止
購入前にコメント必須とするルール。取引相手を選びたい出品者に多い傾向。
プロフィール必読
「プロフィールを読んでから購入してください」と記載し、読まずに購入するとキャンセルになるケースも。
値下げ交渉禁止/常識的な範囲でのみ可
不快な値下げコメントを避けたい出品者が、交渉ルールを厳しく定めることがある。
評価◯以下の人は購入NG
過去のトラブルを避けるために、評価の低いユーザーとの取引を避けるルール。
受取評価は24時間以内に必須
支払いを早く反映させたい出品者が、評価スピードまでルール化するケース。
これらのルールは、出品者にとってはトラブル防止の工夫でもありますが、購入者にとっては「窮屈」「面倒」と感じる要因になりやすく、購入意欲を下げるリスクもあります。



公式ルールと独自ルールの違いを知っておくことで、トラブル回避にもつながります。
メルカリでよく見る“うざい”独自ルールあるある5選
メルカリは誰でも手軽に売買ができる便利なサービスですが、使い慣れてくると“公式ルールとは別に、出品者や購入者が勝手に作ったルール”が目立ってくることがあります。
中には、「え、それ必要?」と感じるような、やりすぎな“マイルール”も存在します。
“うざい”独自ルールあるある5選
ここでは、そんな「うざい」と思われやすい独自ルールの代表例を5つ紹介します。
1. 即購入禁止(コメント必須)
「購入前にコメントをください」とするルールは定番のマイルール。
しかし、メルカリは「即購入OK」が基本スタンスのため、これを守らなかった購入者とのトラブルも多く、トラブルの火種になりがちです。
2. プロフィール必読/内容未読だとキャンセル
「プロフィールを読んでから購入してください」「読んでいないとキャンセルします」といったルールもよく見かけます。
長文プロフィールを読まない人が多いため、トラブルになるケースも。
3. 値下げ交渉は常識の範囲で/◯円以上でないと返信しません
値下げNGとまでは書かずとも、「◯円以上でないと返信しません」など条件付きで交渉を受け付ける出品者も。
ただし、曖昧な表現が逆に誤解や不満を生むこともあります。
4. 受け取り評価は24時間以内に必ずお願いします
取引の早期完了を望むあまり、「必ず24時間以内に評価してください」と強く要求するケース。
事情がある購入者にはプレッシャーに感じられる可能性もあります。
5. 購入後の質問・要望は一切受け付けません
「購入後の問い合わせには対応しません」と明言している出品者も。
トラブル回避が目的とはいえ、冷たい印象を持たれやすく、購入者が不安を感じる原因にも。



公式ルールを尊重した、誰にでもわかりやすい対応が信頼につながります。
なぜ独自ルールがトラブルの元になるのか?相手との認識のズレに注意
メルカリでは、「即購入OK」や「値下げ交渉の可否」など、公式に定められたルールが存在します。



その根本的な原因は、「相手もこのルールを当然知っているはず」という思い込みによる“認識のズレ”です。
たとえば、メルカリでは原則として「即購入OK」が公式ルールです。
しかし、出品者の中には「購入前にコメントしてください」と独自に条件をつけているケースがあります。
なぜ独自ルールがトラブルの元になるのか?食い違い例
購入者がそのルールに気づかずに即購入した場合、出品者が一方的にキャンセルを申し出ると、トラブルに発展してしまいます。
他にも以下のようなズレが原因となる例があります。
プロフィール必読の強制
長文プロフィールを読まない購入者に「読んでなかったから取引不可」とするのは、メルカリの基本方針と反します。
評価トラブル
独自ルールに従わなかったことを理由に、理不尽な「悪い」評価をつける行為も、信頼関係を損ねる原因です。
受け取り評価の時間指定
「24時間以内に評価しないと通報します」と記載する人もいますが、これもルール違反にはなりません。
こうした誤解が重なると、トラブルはエスカレートし、双方にとって不快な取引となってしまうことも。
本来メルカリは、誰でも安心して取引できる場を目指しています。



独自ルールに従わないとどうなる?“ルール違反者扱い”された体験談も紹介
メルカリでは、出品者や購入者が設けた「独自ルール」に従わなかったことで、思わぬトラブルや低評価を受けたという声が少なくありません。
ここでは、実際に起きたユーザー体験をもとに、“ルール違反者扱い”されたケースを紹介し、どのようなリスクがあるかを考えていきます。
独自ルールに従わないとどうなる?よくある体験談
「コメント必須」なのに即購入してしまった結果…
出品者のプロフィールに「購入前に必ずコメントしてください」と書かれていたことに気づかず、商品をそのまま購入。
すると「ルールを守れない方とは取引しません」と一方的にキャンセルされ、コメント欄で注意喚起までされたという体験談があります。
評価に“マイルール違反”と書かれてしまう
別のケースでは、「即決OK」の記載があったにもかかわらず、後から「専用出品にしてほしかった」と不満を持たれ、「非常識な購入者」として“普通”や“悪い”の評価をつけられたという人も。
理不尽なルールの押し付けで精神的に疲弊
中には、「発送は〇曜日のみ」といった細かすぎるルールがあり、購入後にその日を逃すとキャンセルまたは「評価下げます」と脅された…といった声も。



なぜこうしたことが起きるのか?
原因は、「公式ルールではOKでも、独自ルールを“絶対”とするユーザーの存在」です。
出品者が自分ルールを重視しすぎると、相手の立場や状況が考慮されず、結果的にトラブルへと発展します。
独自ルールに巻き込まれないためのスルー&上手な回避方法
メルカリでは、出品者や購入者が設けた“独自ルール”がトラブルの元になることがあります。
ですが、しっかり事前にチェックし、丁寧に対応することで無用な衝突を避けることも可能です。
ここでは、巻き込まれないための「スルースキル」と「上手な回避術」を具体的に紹介します。
巻き込まれないための「スルースキル」と「上手な回避術」
コメント時の工夫で柔らかく回避
独自ルールがある相手と取引する場合は、コメントの言い回しで印象を柔らかくするのがおすすめです。
- 「プロフィール拝見しましたが、即購入OKでしたら購入させていただきますね☺️」
- 「コメント必須とのことでしたので、ご連絡だけ失礼します!」
このように、マイルールに“理解を示す姿勢”を見せつつ、自分の意向を伝えると、トラブルの予防になります。
不安な相手とは無理に取引しない
- プロフィールにルールが多すぎる
- コメント欄で他の人に厳しい返答をしている
- 「神経質な方は購入NG」などの記載がある
こうした出品者には、あえて近づかないのも一つの選択肢。
自分の心を守るためにも「取引しない自由」があることを忘れずに。
ブロック機能を活用する
過去にトラブルになった相手、対応が高圧的だったユーザーには、ブロック機能を使うことで、今後の取引を避けることができます。
設定は簡単で、相手のプロフィールページからワンタップで完了します。
購入前のチェックリスト
- プロフィールに“独自ルール”がないか確認
- コメント欄でのやり取りの雰囲気をチェック
- 過去の評価コメントをざっと見ておく
少し面倒でも、事前に相手の傾向を見ておくだけで、理不尽なマイルールに巻き込まれるリスクは大きく減らせます。
独自ルールは“強制力なし”!うざいと思ったら距離を取るのが正解
メルカリでよく見かける“独自ルール”には、あくまで出品者や購入者自身が決めた「マイルール」であり、公式ルールではないという点が大前提です。



購入者にとって不利益な条件や、理不尽なルールに対して「従わなきゃ」と無理に合わせる必要はないのです。
もちろん、相手に敬意を払う姿勢や、気持ちよい取引を意識することは大切です。
しかし、独自ルールが多すぎたり、高圧的だったりする場合には、「この人とは距離を置こう」と判断するのも正解。



特に初心者の方は、こうした独自ルールに戸惑いや不安を感じがちですが、あくまで「あなたにはあなたのスタンスがある」ことを忘れずに。
無理して相手に合わせるより、自分らしい取引のスタイルを貫くことが、気持ちのよい売買につながります。



ストレスのないメルカリ活用のためには、適切な“距離感”を持つことも重要なスキルです。
相手に振り回されず、自分のペースで安心・安全な取引を心がけていきましょう。
併せて、こちらも動画も参考にしてみてくださいね。
【これやったらメルカリで嫌われる!なぜ出品者は謎ルールを作るのか? 】