メルカリで安全な支払い方法を選ぶには？詐欺を防ぐ3つのポイント

メルカリで商品を購入するとき、

「この支払い方法で本当に大丈夫かな？」
「詐欺にあったらどうしよう…」

と不安になることはありませんか？

便利で手軽に使えるメルカリですが、取引はすべて個人間。

実際に「商品が届かない」「偽物だった」などのトラブルは、支払い方法の選び方ひとつで防げることも。

特に初心者の方は、選べる支払い方法の違いや、それぞれのメリット・注意点をしっかり理解しておきたいところです。

安心して取引するためのヒントを、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

メルカリでの支払い方法は全部で何種類？基本をおさらい

メルカリでの支払い方法は全部で何種類について解説していきます。

2025年6月時点で選べる支払い方法は以下のとおりです。

主な支払い方法一覧

クレジットカード払い

Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなどの主要ブランドが利用可能。支払いが即時完了するので、最もスムーズで安心な方法のひとつです。

コンビニ払い

ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップなどで24時間いつでも支払い可能。支払い期限は購入手続き後3日以内。

メルペイ残高払い

売上金やチャージした残高を使って支払いが可能。アプリ内で完結し、キャッシュレスでスピーディーに支払えます。

メルペイスマート払い（あと払い）

月にまとめて支払う後払い式。支払い予定月にコンビニ・銀行などから一括精算。便利ですが、使いすぎには注意が必要です。

ポイント・クーポン利用

メルカリ内で付与されたポイントや期間限定クーポンを使って支払い可能。残高の一部だけに充てることもできます。

キャリア決済（ドコモ払い・auかんたん決済など）

スマホの通信料金と一緒に支払う方法。手軽ですが、対応キャリアと月額上限に注意が必要です。

Apple Pay／Google Pay

iPhoneやAndroid端末からの簡単決済。対応端末・設定が必要ですが、ワンタップで支払える手軽さが魅力です。

メルカリの支払い方法別手数料比較

（引用：メルカリ公式）

このように、メルカリではシーンに応じた多様な支払い方法が選べます。

詐欺に注意！こんな支払い方法は要注意【実例あり】

続いて、詐欺に遭わないためにも次の支払い方法は要注意してください。

メルカリは個人間取引が基本のフリマアプリ。

とくに以下のような支払いパターンには注意が必要です。

トラブルが起きやすい支払いパターン

メルカリ外での直接取引を促される（LINEやインスタへの誘導）「手数料がもったいないから」「割引するからLINEに連絡して」と言われるケース。

これは規約違反＆高リスクです。

メルカリの補償対象外となり、商品が届かない詐欺に遭っても運営は対応してくれません。

メルペイスマート払いを過信して高額購入

「後払いだから今は払わなくていい」と油断し、購入時に冷静な判断を欠くことがあります。

結果的に、粗悪品・偽物が届いても気づいた時には返金期限が過ぎていたというケースも。

出品者が「銀行振込でお願い」と持ちかけてくる

これは非常に危険。

メルカリ外決済と同様に、商品が届かなくても運営は介入不可です。

「銀行に振り込んだのに音信不通になった」という実例もあります。

「評価前に支払いやキャンセル」を求められる

これは詐欺の典型パターン。

評価してしまうと取引が完了し、返品・返金対応が困難になります。

安全に取引するための基本ルール

トラブルに巻き込まれないためにも、「便利さ」より「安全性」を優先した支払い方法を選びましょう。

安全性で選ぶならコレ！おすすめの支払い方法3選

「トラブルなく安心して取引したい」
そんな方におすすめなのが、メルカリ内で完結でき、万が一のときにも補償されやすい支払い方法です。

1. クレジットカード払い（おすすめ度 ★★★★★）

もっとも安心・スムーズな方法が「クレジットカード払い」です。

トラブル時にも履歴が残りやすく、クレーム対応の観点でも安全度が非常に高い支払い方法です。

2. メルペイ残高払い（おすすめ度 ★★★★☆）

メルカリの売上金やチャージした残高を使う「メルペイ払い」も安心な選択肢です。

プリペイド式に近いため、クレジットカードに不安がある人にもおすすめです。

3. コンビニ払い（おすすめ度 ★★★★☆）

現金派に人気なのが「コンビニ払い」です。セブンイレブンやローソンなど主要コンビニで24時間支払い可能。

ただし、支払い期限（3日以内）を過ぎると自動キャンセルになる点には注意が必要です。

支払い方法で悩んだときは、安全性を第一に選びましょう。

「この出品者、大丈夫？」見抜くためのチェックポイント

メルカリで購入前に必ずチェックしておきたいのが、出品者の信頼性です。

では、支払い前に「この出品者は安心して取引できる人なのか？」を見極めるには、どこを確認すればよいのでしょうか？

ここでは購入前に見るべきチェックポイントを整理しました。

出品者の信頼性を判断するためのポイント

評価数と評価の内容をチェック

星の数だけでなく、「良い」「普通」「悪い」の割合やコメントの具体的な内容を読みましょう。

悪い評価が多い・内容が不自然に短い場合は注意。

過去の取引傾向

過去にどんな商品を出品していたかも確認を。

異常にジャンルがバラバラだったり、使い回しの画像が多い場合は不正出品の可能性も。

出品者のプロフィール欄

独自ルールを強調しすぎていたり、高圧的な文章（例：「常識のない人お断り」など）が目立つ人は、取引中のトラブルに発展する可能性あり。

取引メッセージの丁寧さ（過去評価のコメント）

「丁寧に対応してくれた」「迅速なやりとりだった」などの記述があると安心材料になります。

商品説明欄の誠実さ

説明が雑すぎる、写真が極端に少ない、状態の記載がない場合は、商品トラブルのリスクが上がります。

迷ったら無理に購入しない勇気も大切

少しでも「なんか不安だな」と感じたら、無理に購入しないのも大事な判断です。

安全にメルカリを使うためには、「価格」より「信頼」を重視して選びましょう。

万が一の時はどうする？トラブル時のメルカリ事務局対応

「支払ったのに商品が届かない」「届いた商品が説明と違う」「偽物だった」
こうしたトラブルが起きたとき、頼りになるのがメルカリ事務局のサポート体制です。

1. まずは出品者と直接メッセージで連絡を

メルカリでは、取引中のやり取りは原則として「取引メッセージ」で行います。
不備や疑問があった場合は、まず出品者にメッセージで確認をしましょう。

トラブルの多くは、ここで解決することが多いです。

2. 解決しない場合は「事務局に問い合わせ」

出品者とやり取りしても解決しない場合は、メルカリ事務局に相談しましょう。

【事務局への連絡手順】

3. 補償制度「メルカリあんしん・あんぜん制度」

事務局がトラブル内容を確認し、必要に応じて購入金額の返金対応を行ってくれる制度です。

以下のようなケースで適用されます

※原則、取引完了前（評価前）に連絡することが重要です。

安心のためにできること

安全な支払いのコツは“方法＋相手”の見極めにあり！

メルカリで安心して買い物を楽しむためには、安全な支払い方法の選び方と、信頼できる出品者の見極め方がとても重要です。

反対に、「LINEで連絡して」「銀行振込で直接やり取りしましょう」といったメルカリ外決済の誘導は詐欺の可能性が高く、絶対に応じてはいけません。

次に、出品者の信頼性を見極めることも大切です。

評価の内容やプロフィール、過去の取引傾向を確認し、「この人となら安心して取引できそう」と思える相手かどうかを判断しましょう。

ただし、そのためには取引をアプリ内で完結させ、評価前に相談することが前提となります。

安心・安全な取引を実現するには、「支払い方法の選択」と「相手の見極め」の両方がカギ。

便利なメルカリだからこそ、少しの注意でトラブルを回避し、快適な買い物を楽しんでいきましょう。